2017/05/20

発達障害の子どもが不登校になるわけではありませんよ

 

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MichikoYoshida
ビジネスウーマンから、自分自身の内的必然性に導かれて、心理臨床の道へ。臨床心理士として学校や教育機関での相談活動を経て、2016年、東京・青山にはこにわサロン東京をオープン。 箱庭療法を通じて「あなただけの生き方」を応援している。
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不登校のきっかけNo.1は「友人との関係」

発達障害の子どもは対人関係が苦手な場合が多いため、お友だち関係でのつまずきは多いかもしれません。それが不登校のきっかけになるかといわれたら、なると思います。

だからといって、発達障害の子どもが必ずしも(あるいは高い確率で)不登校になるというわけではありません。

発達障害と診断を受けていて、コミュニケーションが苦手だったり、学習が苦手な子でも、本人はとくに苦にせず、学校生活を楽しんでいて、不登校とは無縁な子もたくさんいます。

逆に、対人面も学習面も文句なしの優等生や、明るくて学校大好きな子どもが不登校になることもあります。

*平成26年文部科学省「不登校に関する実態調査」より

 

不登校になったときに発達検査をすすめられたら?

不登校になって、医療機関や相談センターに子どもを連れて行ったところ、「発達検査を受けてみませんか?」と勧められることは多いと思います。医療機関や相談センターとしては、少しでも子どもの様子を把握しようという試みで発達検査を提案しているのですが、発達検査をして不登校の理由がわかったり、不登校を改善する方法がわかるわけではありません。

ですから、発達検査は「しなければならない」わけではないのです。

もちろん、発達検査をすることで、わかることはたくさんあります。たとえば、お勉強が苦手なのは、子どもがさぼっているのではなくて、子どもは最大努力をしているのだとわかったり。あるいは、先生の指示を耳から聞くのは苦手だけど、黒板に書いてくれたらわかる、とか。

不登校の理由が、学習のつまづきだったり、授業が苦痛で学校に行きたくないという場合は、発達検査の結果を元に、学校の先生と授業改善について相談することが有効です。

けれども発達検査は、不登校改善に直接的には寄与しません。

 

不登校はだれにも起きる

以前、不登校についてでも書きましたが、不登校になる原因は、学校生活だけではありません。家庭環境によるものだったり、学校や家庭に何ら問題がなくても、本人自身の成長課題として発生することもあります。

だから、発達障害だからといって「不登校になるのではないか」と不安にならないでください。

また、「うちの子は学校が大好きだから不登校にはならない」と決めてかかるのも短絡です。

不登校は、どんな子どもにも起きる可能性のある、ひとつの成長プロセスなのです。

 

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