「箱庭で心の闇をあばかれる」というとんでもない誤解を正したい

 

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MichikoYoshida
ビジネスウーマンから、自分自身の内的必然性に導かれて、心理臨床の道へ。臨床心理士として学校や教育機関での相談活動を経て、2016年、東京・青山にはこにわサロン東京をオープン。 箱庭療法を通じて「あなただけの生き方」を応援している。
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箱庭って、心の中のことがわかるんですよね?

それは、秘密にしていたことが「出て」しまうということですか?

セラピストよしだ
こんな誤解があるようです。

もちろん、箱庭にあなたの秘密が「あばかれる」なんてことはありませんよ!

では、箱庭に表現されることは、どんなことなのか。

セラピストよしだ
それをお話ししたいと思います。

 

あなたが秘密にしておきたいこと

誰にでも、自分の胸にしまっておきたいことはあります。

セラピストよしだ
もちろん、わたしもあります。

例えば・・・

  • ずるさ
  • サボった
  • 人のことを傷つけた
  • 憎んでいる人がいる
  • 弱さ
  • 子どもなところ
  • 嘘を言ったこと
  • 見えっぱり
  • 孤独
  • 嫉妬
  • 依存してしまう、などなど・・・
セラピストよしだ
あるある・・・

そう、誰の心の中にも「汚い自分」や「嫌いな自分」、「受け容れ難い自分」がいます。

セラピストよしだ
でも、そんな「闇」もあなたの大切な一部分です。

これらの「闇」の部分は、普段はあなたの胸の中にしまわれています。

こんな風に。

あなたの闇の部分は、普段は、タンスのなかにしまわれていて「秘密」であることが大事なのです。

ですから、この、大切な「秘密の闇」を、箱庭に「あばきだす」必要は、全くありません。

セラピストよしだ
大切な秘密は尊重するように、必要以上に聞きすぎないように、気をつけているんですよ。

 

では、いったい何が箱庭の中に表現されるのか?

それは、心のタンスにしまっておけたら良いけれど、大きすぎたり、重たすぎたりして、しまえないこと。

例えば、理不尽な傷つき体験

 

理不尽な体験によってひきおこされ、タンスの中には収まりきらない強い感情。

 

困っている心の症状

 

人生のふりかえりや、自己理解、自分さがし

 

自分の苦手なことと向き合いたい

 

セラピストよしだ
このようなことの中で、あなたにとって今、表現することが必要なことが、表現されます。

 

自分の中のもうひとりの自分

ただですね。

とくに大人の方の場合によくあるのが、ご自分の辛さや苦しさに気づかないということです。

こんな感じ。

 

こんなふうに、いつも切り離していたから、なにを表現したいのか、ご自分ではよくわからないのだけれど、実は「箱庭に表現したかった〜!」ということ。

こういう時は、ある意味では「ご自分の闇との対面作業」になっていくかもしれません。

でも、いきなりものすごく破壊的な表現をして、あなたもセラピストもびっくりする!ということは、少ないです。

セラピストよしだ
いつもご自分の胸の中にしまって置けるくらいのお力がある方ですから、箱庭表現も奥ゆかしいことが多いのです。

ですから、その作品を共に眺めながら、あなたもセラピストも「あ〜、なんでしょうねぇ〜」なんて首をひねって考えることになります。

一度では充分に「何か」の表現までいかないこともあります。

セラピストよしだ
セラピストとの信頼関係を築くまでは、準備運動のような箱庭の方もいらっしゃいます。

胸のうちにしまわれていたことの直接的な表現になったりしなくても、あなたの「表現しよう」「表現したい」という思いが、あなた全体の調子を整えていくこともよくあります。

セラピストよしだ
風穴があく、とでもいうのでしょうか。

でも、「心の闇をあばく」というような暴力的なことではないことが、おわかりいただけたでしょうか。

 

まとめ

「箱庭療法は心の闇をあばく」と誤解されて言われてしまうことがあります。

決してそんなことはありません。

あなたの中の秘密は、最大限、秘密のまま尊重できるように、セラピストも気をつけています。

ただ、秘密にしておくだけでは、うまく生きられないようなこと。

辛かった体験や強い感情、精神症状などと、箱庭療法を通じて向き合っていくことはあります。

それは、あなたの全体性を取り戻すために必要なことです。

それでも、そのプロセスは、無理のないペースで進んでいくことがほとんどです。

ですから、「秘密をあばく」というような暴力的な体験をすることは決してありません。

セラピストよしだ
ところで、箱庭療法ってなぁに?という方は、こちらをどうぞ!

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ビジネスウーマンから、自分自身の内的必然性に導かれて、心理臨床の道へ。臨床心理士として学校や教育機関での相談活動を経て、2016年、東京・青山にはこにわサロン東京をオープン。 箱庭療法を通じて「あなただけの生き方」を応援している。
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