東京・青山の心理カウンセリングルーム 月金土開室 女性の臨床心理士在中

HSPや発達障害は脳の多様性

『ぼちぼちいこか』のカバくんに学ぶ自分らしく機嫌よく生きる方法

 
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MichikoYoshida
外資企業勤務後、心理臨床を志す。臨床心理士の資格取得後は東京・神奈川・埼玉県スクールカウンセラー、教育センター相談員などを経て、2016年、東京都港区・青山一丁目に「はこにわサロン東京」を開室。ユング心理学に基づいたカウンセリング、箱庭療法、絵画療法、夢分析を行っている。日本臨床心理士会、箱庭療法学会所属。
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東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」カウンセラーの川口智子です。

今年の春は、私にとって、大きな変化や新しい挑戦に踏み出した春でした。

 

そのうちのひとつが、はこにわサロンのカウンセラーになったことです。

 

まだまだスタートしたばかりですが、様々なことを考えたり感じたり、自分の来し方行く末に想いを馳せたり、こころを動かす日々を過ごしています。

 

そんな日々の中で、いたずらに気持ちが焦ったり、自分を省みて至らなさに歯がゆい思いをする時もあります。

 

そんなとき、ふと思い出して読みたくなる本がいくつかあるのですが、今回はその中から、一冊の絵本をご紹介したいと思います。

 

”ぼちぼちいこか”

作:マイク・セイラー
絵:ロバート・グロスマン
訳:今江祥智
偕成社

 

この本と出会ったのは、中学生の時です。

 

のどかな田舎の町の中学生だった私は、週末や夏休み、冬休みには、よく自転車に乗って、友達と町の図書館に遊びに行っていました。

 

小さい頃から、外で体を動かすよりは、室内で本や漫画を読んだり、絵を描いたり、ぼんやり考え事をするのが好きだった私にとって(運動オンチでしたので・・・)、図書館はワクワクがいっぱい詰まった場所でした。

 

 

日本文学、外国文学、タイトルが面白い科学書やノンフィクション、綺麗な写真がたくさん載った大きな写真集や絵画集、子どもの本も大人の本も、ジャンルを問わず、とにかく興味を惹かれた本を借りられるだけ借りたり、その場で読みふけったり。おもしろい!と感じた本について友達と共有することも、ひとりで本の世界を旅することも、とても大切な時間でした。

 

絵本コーナーでおもしろい絵本を探すのもお気に入りの時間だったのですが、その時に出会ったのがこの本でした。

 

のんびり屋のカバくんの挑戦

のんびり屋のカバくんが、いろんな職業に挑戦するのですが、なかなかうまくいかず・・・というストーリーが、シンプルでユーモアにあふれた言葉と絵で描かれており、訳の今江祥智さんの、柔らかな関西弁のニュアンスやリズムも相まって、クスリとしながら楽しく読めるお話です。

 

そして、消防士やバレリーナ、秘書、手品師など、めげずにいろんなことにトライし続け、困った時にはひとやすみ、のカバくんの姿に、思春期真っ只中で悩みも多かった中学生の私は、ちょっと笑えて、そうするとなんだか肩の力が抜けて、元気づけられるような気持ちになったのを覚えています。

 

 

大人になった今でも、自分を不甲斐なく感じて落ち込んだり、気持ちがネガティブに傾きがちなとき、ふとこの絵本を思い出します。

 

そして、カバくんを見習って、うまくいかない時は、素直にしょんぼりして、でも自分を責めず、疲れた時はひと休みして自分をいたわりながら、「ぼちぼちいこか」と今の自分にできることをコツコツ続けたり、新しいことにトライするのを楽しんだりしていこう、と思ったりするのです。

 

なんだかうまくいかないとき・・・

日々の生活、自分なりに一生懸命過ごしている中で、

なんだか疲れたなぁ・・・

うまくいかないな・・・

自分はダメだなぁ・・・

などどんどん気持ちが落ち込み、やる気が出なくなる時ってありますね。

 

そんなとき、

①自分を責めない

②ゆっくり心身を休める

 

というのは、シンプルだけど回復効果のある対処法なのですが、負のスパイラルにはまると、なかなか難しいとき、ありますよね。

 

この2つをナチュラルに実践しているカバくんは、実は、自分らしく機嫌よく生きることの達人なのかもしれないなぁ、なんて、カウンセラーとして、ひとりの悩める人間として、しみじみ思ったりします。

 

もし、カバくんのお話に興味を持たれたら、読んでみてくださいね。ホッと、肩の力が抜けて、ちょっぴり楽になるかもしれません。

もちろん『カバくんはいいけどさ、人間、そんなに単純に考えられたら苦労しないよ・・・』と余計落ち込む時もあると思います。(わたしも、あります。)

 

そんなときは、カウンセリングや箱庭も、こころを少しずつほぐして、ちょっとでも生きやすくなるお手伝いができたら、と願っています。

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外資企業勤務後、心理臨床を志す。臨床心理士の資格取得後は東京・神奈川・埼玉県スクールカウンセラー、教育センター相談員などを経て、2016年、東京都港区・青山一丁目に「はこにわサロン東京」を開室。ユング心理学に基づいたカウンセリング、箱庭療法、絵画療法、夢分析を行っている。日本臨床心理士会、箱庭療法学会所属。
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