心理学ではないが心理臨床に役立つ本
東京・青山の心理カウンセリングルーム「はこにわサロン東京」の吉田(臨床心理士・公認心理師)です。
臨床場面でいろいろ困ったり考えたりしたときに、心理学ではない著書にヒントをもらえることがあります。
忘備録も兼ねて、そんな本をご紹介します(順次追加更新予定!)
なぜそれが良かったのか?を説明しようとするときっと紹介できなくなるだろうという予感があります。このページはとりあえず紹介する、を優先していこうと思います。
自閉症・アスペルガー障害
わたしが自閉症圏の方・その家族とお会いする時は、療育的な場面ではなくて、いわゆる一般的な日常生活圏で生きにくさがある時であることが多いです。
ですので、心理の本だけだと煮詰まってしまうことがしばしばあります。そんな時にはっとさせられたのが池上英子さん。
おすすめ2冊あります。
記憶する身体
記憶について考えているときにあれこれ読んでみて、ダントツで面白い・考えさせられたのが伊藤亜紗さん。
イメージについて
箱庭や描画、夢理解で、「このイメージはなんだろう?」と首を捻ることがしばしばあります。
文化人類学・民俗学的な視点から論じられていて、とても興味深く参考になるのが鶴岡真弓さん。
「ものがたる」ということ
カウンセリングの中で相談者の語りにどう耳を傾けるのか?ということを考えさせられた本。