はこにわサロンまで続く道【その6】〜夢の実現
東京・青山の心理カウンセリングルーム「はこにわサロン東京」の吉田(臨床心理士・公認心理師)です。
ゲリラ活動により、マーケティング・チームの末席に名を連ねることができて、大ハッピーなわたし。
ところが。
あの、伊丹空港でお迎えした上司が他の会社に転職してしまいました。
厳しい上司がやってきた
そして、やってきた新しい国際部長さん。
なんか強面です。
着任後に、すぐにわたしがただの素人と見抜きました。
「こんなんじゃ使えない!」
そして始まるしごき・・・
いや、本当に。
時差のある場所にいるとは思えない熱心さで指導のメールと電話が・・・
仕事にいくのが怖くなるくらい。
そして、聞いてしまった。
上司のぼやき。
「そもそも、うちの会社、MBA持ってない人を雇ってないはずなんだけど」
MBAというのは、大学院で経営学を勉強して、無事、修了したらもらえる学位です。
「・・・行きましょう。ビジネススクールに。」
ちょうどその頃、外国のビジネススクールが日本に学校をオープンし始めていました。
そんなわけで、東京にあるテンプル大学大学院ということろでビジネスを学ぶことにしました。
ここは、大人が働きながら勉強できる学校です。
授業は土曜日だけです。
アメリカの大学なので、授業は英語です🌀🌀
ものすごくたいへんです🌀🌀
でも、既に専門性を持ってお仕事をしている方々も大勢きていて、そんな方々でも、お休みの日を削って熱心に勉強するのだー!ということに、シンプルに感動しました。
ペーペーのわたしには、贅沢な環境でした。
あの人からのお呼びがかかった
そう
伊丹空港でご接待(?)申し上げたあの方。
わたしをマーケティング・スタッフにしてくれて、すぐに去っていったあの方。
この方が、飲料メーカーにご転職。
「きみも、くる?」
とお誘いくださいました。
声がかかると「よろこんで」と応じてしまうわたし。
飲料メーカーに転職させていただきました。
仕事と学校の日々
この頃は、ほんとうに、連日の残業とビジネススクールの宿題・授業とで、きりきり舞の毎日。
この会社。
男女区別なく残業があります。
真夜中にフロアにひとり残って働いていたら、警備員さんに電気を消されてしまったことも。
ようやくむかえた卒業式
けれども、こんな風に、全力でがんばったビジネススクールの卒業を迎えて思ったこと。
「あ〜、わたし、ビジネスには向いていない」
右肩上がりに業績を伸ばし続けることや、いかに利益率を高めるか。
競争に負けないように。
でも
競争に負けた人・会社はどうなるんだろう?
ほどほどの成長で、分け合うことはできないの?
生まれて来た違和感
Kさんに「英語は道具よ」と言われて悩み
上司に「MBAのないやつはダメだ」と言われて悩み
前へ前へと走ってきて
ようやく
英語で仕事するマーケッターになれた。
やっとこさ、ここまで来たのに。
わたしが感じていたのは、満足感ではなく、違和感でした(涙)
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
ようやく次回、心理学が登場します。
よかったら、またぜひ読んでください♡