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”嫌われる勇気”ではなく”嫌われても大丈夫”な理由

 
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外資企業勤務後、心理臨床を志す。臨床心理士の資格取得後は東京・神奈川・埼玉県スクールカウンセラー、教育センター相談員などを経て、2016年、東京都港区・青山一丁目に「はこにわサロン東京」を開室。ユング心理学に基づいたカウンセリング、箱庭療法、絵画療法、夢分析を行っている。日本臨床心理士会、箱庭療法学会所属。
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東京・青山の心理カウンセリングルーム「はこにわサロン東京」の吉田(臨床心理士・公認心理師)です。

 

「誰にも嫌われない生き方なんてない」とわかっていても、やっぱり怖い、すくんでしまう方に向けて、嫌われることが怖い理由と、5つの対処法をご紹介します。

 

嫌われるのが怖いのはなぜ?

人間は社会動物として命を繋いできた歴史があるので、人に嫌われることは心身が「危険だ」と防衛反応してしまうものです。

 

「でも、誰にも嫌われないなんて、そんなの無理だしな〜」と思えるのは健康な証拠。

 

過去にいじめや嫌がらせがあったり、そういう時にも周りが「あなたは悪くないよ」と言ってくれればよいですが(適切な対応)、「あなたにも悪いところがあるよ」なんて言われたら(不適切な対応)、嫌われることに対して「ダメだ!」「危険だ!」と感じやすくなります。

 

対処法1

人が自分をどう思うかは相手の領分。

自分の領分ではないという視点で整理してみる。

 

対処法2

自分が「嫌われたくない」「とても怖い」と感じているんだな、とひとつ上の視点から捉えてみる。

 

対処法3

身体の緊張や不快感に意識を向けて苦痛をやわらげる対応をする。首を回したり、深呼吸したり、手を当ててさすってあげる。

 

緊張や不快感を感じていない部分を探すのもとても効果的です。

 

対処法4

自分が大事にしているもの、つながりを感じているものを思い起こしてみる。

これらは決してなくならない。

 

対処法5

「人にどう思われても自分の存在価値は減らないから大丈夫」

そう自分に伝えてあげる。

 

まとめ

この5つの対処法は、もっと自然なやり方で子どもの頃に親や先生に教えてもらえていたらよかったことなのですが、大人になってから身につけることもできるので、ぜひやってみてください。

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