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好ましくない気分転換10選〜依存症になるリスクも

 
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外資企業勤務後、心理臨床を志す。臨床心理士の資格取得後は東京・神奈川・埼玉県スクールカウンセラー、教育センター相談員などを経て、2016年、東京都港区・青山一丁目に「はこにわサロン東京」を開室。ユング心理学に基づいたカウンセリング、箱庭療法、絵画療法、夢分析を行っている。日本臨床心理士会、箱庭療法学会所属。
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東京・青山の心理カウンセリングルーム「はこにわサロン東京」の吉田(臨床心理士・公認心理師)です。

 

今日は、好ましくない気分転換についてお話します。

これらの方法は一時的に気持ちが楽になるように感じられても、長期的には心身に負担をかける、依存症になるリスクもありますから、ご注意ください。

 

① 買い物

ストレス発散や不安の解消、一時的な満足感を得るために過剰に買い物をしてしまうこと。

経済的な負担や後悔につながることが多いです。

 

② アルコール

適量であれば問題ありませんが、アルコールで辛い気持ちを和らげる、緊張をほぐすことが習慣化して、飲酒量が増えると、健康問題やアルコール依存になるリスクがあります。

 

③ ギャンブル

スリルや一時的な達成感を得るためにギャンブルに没頭すること。

経済的な問題を引き起こしたり、家族関係の破綻につながるリスクがあります。

 

④ 過食

特に高カロリーやジャンクフードを過剰に食べる「ストレス食い」は、肥満や健康問題、自己嫌悪感を引き起こします。

 

⑤ デジタルデバイス

毎日の生活に欠かせないツールですが、SNSから離れられない、ゲームに依存してしまうと、集中力の低下や睡眠不足など、弊害も大きいです。

 

 

⑥ ドラッグや薬物、エナジードリンク

違法薬物や処方薬を乱用することで気分を変える。エナジードリンクを多用して無理して頑張ることを続けると、重篤な健康問題を引き起こします。

 

⑦ 過剰な運動

運動は心身によい活動ですが、やりすぎはよくありません。

 

毎日運動しないと罪悪感を感じる、痛みや疲労を無視して運動する、体重や体型維持への強いこだわりがある場合は、運動に依存していることがあります。

 

⑧ ワーカホリック

健康や家族との関係、精神的なバランスが損なわれてまで仕事に没頭するのは現実逃避、仕事に依存していることがあります。

 

⑨ 恋愛や人間関係への依存

人間関係や恋愛は、誰にとっても大切なことですが、不安の強さから特定の人に依存的になると、周りが見えず思い詰めてしまい、健康な人間関係を作ることが難しくなります。

 

⑩ 自己批判やネガティブ思考の繰り返し

自分を責めることで一時的に「努力している」感覚を得ている場合があります。

しかし、自己肯定感が低下し、精神的にも疲労を招きます。

 

なぜ望ましくない気分転換をしてしまうのか?

これらの気分転換方法を多用しているのは、自律神経が乱れて、リラックスできない状態になっていることが考えられます。

 

自律神経については以前にもご紹介しているので、そのメカニズムや整え方を知って、ぜひ実践してください。

健康的な気分転換ができるようになっていきましょう。

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外資企業勤務後、心理臨床を志す。臨床心理士の資格取得後は東京・神奈川・埼玉県スクールカウンセラー、教育センター相談員などを経て、2016年、東京都港区・青山一丁目に「はこにわサロン東京」を開室。ユング心理学に基づいたカウンセリング、箱庭療法、絵画療法、夢分析を行っている。日本臨床心理士会、箱庭療法学会所属。
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