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【うつ】9つのチェックリスト(医師の診断基準をもとに作成)

 
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外資企業勤務後、心理臨床を志す。臨床心理士の資格取得後は東京・神奈川・埼玉県スクールカウンセラー、教育センター相談員などを経て、2016年、東京都港区・青山一丁目に「はこにわサロン東京」を開室。ユング心理学に基づいたカウンセリング、箱庭療法、絵画療法、夢分析を行っている。日本臨床心理士会、箱庭療法学会所属。
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東京・青山の心理カウンセリングルーム「はこにわサロン東京」の吉田(臨床心理士・公認心理師)です。

 

この記事では、抑うつの9つのサインについてお話します。

 

以下の9つの症状のうち5つ以上が、2週間以上続いている場合は、医療機関の受診を検討してくださいね。

(このチェックリストは医師の診断基準に基づいて作成しています。)

 

① 抑うつ気分

一日中、憂うつな気分や悲しみを感じる。

 

② 興味や喜びの喪失

ほとんどすべての活動に対して興味を失い、楽しめなくなる。

 

③ 体重や食欲の変化

食欲減退、または過食傾向にあり、体重の増減がある。

 

④ 睡眠の問題

不眠(寝付けない、途中で目が覚める)または過眠(寝すぎる)。

 

⑤ 精神運動の変化

動作が異常に遅くなったり、逆に落ち着きなく動き回る。

 

⑥ エネルギーの低下や疲労感

些細な活動でも極端に疲れると感じる。

 

⑦ 自己評価の低下または過剰な罪悪感

「自分は役に立たない」「自分のせいでこうなった」といった自己否定や不適切な罪悪感が増す。

 

⑧ 思考や集中力の低下

物事を決めるのが困難になったり、集中力が著しく低下する。

 

⑨ 希死念慮

消えてしまいたい気持ちが強まる。

 

まとめ

うつは「こころの風邪」と言われることがありますが、「疲労骨折」という方が実情をとらえています。

 

風邪は「予防しにくい部分」や「運の要素」もありますが、疲労骨折は長期間の負荷や無理が積み重なって発生するからです。

 

チェックリストにひとつでも当てはまった方は、どうぞこの機会にご自分の生活を振り返り、ストレスやプレッシャーを整理する、休養をとり、自分の心身を労わる生活習慣を始めてください。

 

小さな工夫が大きな成果を生みますよ。

 

 

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外資企業勤務後、心理臨床を志す。臨床心理士の資格取得後は東京・神奈川・埼玉県スクールカウンセラー、教育センター相談員などを経て、2016年、東京都港区・青山一丁目に「はこにわサロン東京」を開室。ユング心理学に基づいたカウンセリング、箱庭療法、絵画療法、夢分析を行っている。日本臨床心理士会、箱庭療法学会所属。
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