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HSPの傷つきやすさ・生きづらさをケアする方法とカウンセリング

 
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MichikoYoshida
外資企業勤務後、心理臨床を志す。臨床心理士の資格取得後は東京・神奈川・埼玉県スクールカウンセラー、教育センター相談員などを経て、2016年、東京都港区・青山一丁目に「はこにわサロン東京」を開室。ユング心理学に基づいたカウンセリング、箱庭療法、絵画療法、夢分析を行っている。日本臨床心理士会、箱庭療法学会所属。
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東京・青山の心理カウンセリングルーム「はこにわサロン東京」の吉田(臨床心理士・公認心理士)です。

 

はこにわサロンには「HSPで生きづらい」という相談が寄せられます。

 

HSP自体はひとつの資質であり、ネガティヴなものではないけれど、HSPさんの傷つきやすさや生きづらさにカウンセリングは何ができるだろう?と考えてきました。

 

そうして気づいたのが、トラウマケアの方法がHSPさんの傷つきケアに役立てられること、自分でできると生きづらさが減るということです。

 

どういうことなのか、お話しますね。

 

トラウマとは

普段のわたしたちは、特に意識していなくても、このような感覚を持って生活しています。

① 自分で自分のことを適切にコントロールできる

② 人とつながりを持てる

③ 自分がいることに意味がある

 

このような「自己肯定感・自己有用感」が破られてしまった状態がトラウマです。

 

何がトラウマとなるかは、個人によって異なりますので、人と比べる必要はありません。

 

自分が「トラウマだ」と感じたら、否定せずに受け入れて、ケアをするのが大切です。

 

トラウマを受けると

トラウマを受けるとわたしたちは

(A) 感じやすく、反応しやすくなる。不眠が生じる。

(B) 何度も思い出す。色あせない。

(C) (A)と(B)の結果、対人関係・社会に対して不信感を持ち、生活が縮んでいく

 

誰でもこのように反応するのですが、HSPの方はこのように感じる頻度が高かったり、より強く感じてしまうために、苦しい・生きづらいと感じられるのではないでしょうか。

 

トラウマは、しかしながら、生きているとどこかで生じてくるものです。

 

トラウマケアの必要性や方法を理解して、必要なケアを行い、自分らしさを取り戻して生きられたらいいのです。

 

では、トラウマケアとはどのようなものなのでしょうか。

 

自分でできるトラウマケアとは?

先ほどあげた3つのポイントでお話します。

 

① 自己コントロールの回復

まずは、悪き環境を調整し、自分が心地よいと感じられることをしてみましょう。

 

環境を調整してみる

✔️ 離れる

✔️ 関わらない

✔️ 仕事を変える、など

 

自分にできることをする

✔️ 好きなことをする

✔️ のんびり

✔️ ご褒美

✔️ ひとりの時間を持つ、など

このような試みをすることで、苦痛が軽減されて、ふだんのコンディションが戻って来れば成功です。

 

② つながりの回復する

トラウマを受けると、他の人への信頼感が低下するため、人を避けてしまいがちです。

けれど、そうするとより孤独感が強まってしまうので、自分が安心して話せる人、信頼できる人に、ぜひ話を聞いてもらいましょう。

✔️ 人に話す

✔️ 愚痴を言う

✔️ 話し合う、など

 

自分が定期的に参加して、楽しみにしている活動・グループがあれば、思い切って行ってみましょう。

 

これも「①自己コントロールの回復」のひとつです。

 

③ 自己肯定感の回復

このようにご自分で傷つきをケアできると、次第に「自分のままで大丈夫」という感覚が戻ってきます。

 

そう感じられるようになったら、ケアは完了です。

 

また、この体験が、今後また折々に生じるであろうトラウマ対処にも役立ちます。

 

カウンセリングが必要なとき

ご紹介した3つのことを「やろうとしてもうまくいかない」「やってみたけど効果を感じない」時は、専門家に相談してみることをお勧めします。

 

カウンセリングの中でも目標にするのはこの3つです。

① 自己コントロールの回復

② つながりの回復

③ 自己肯定感の回復

 

自己肯定感というのは「どんな自分でも大丈夫だ」と感じられる感覚、安心感や信頼感です。

 

このベースは、幼少期に親子関係を通じて培われ、その後、学校生活、社会人生活の中で少しずつ育っていきます。

 

HSPさんの場合は、敏感さゆえに、この獲得に人より時間がかかったり、対人関係などで損なわれやすかったりする場合があります。

 

ですので、カウンセリングの中で「どんな自分でも大丈夫」という感覚を育むことがカウンセリングの目標です。

 

具体的には、カウンセラーに「何を話しても大丈夫」「気持ちを共有できる」という安心体験をすること。

 

次に「自分のことをわかってもらえない」と感じた時にそれをカウンセラーと話し合う体験を通じて、信頼感を構築する体験をすること。

 

このプロセスを通じて、「ありのままの自分で大丈夫だ(自己肯定感)」が生まれてきます。

 

あとは、少しずつ、家庭や職場など、普段の生活の中でも、このような肯定的な体験を重ねていけるように、カウンセリングを通じてフォローしていきます。

 

このカウンセリング体験を通じて、トラウマケアが自分のものとなれば、生きづらさが解消されていくのではないかなーと思います。

 

HSPの傷つきやすさ・生きづらさをケアする方法のまとめ

HSP(ひといちばい敏感な方)はとても感受性が高いので、よい環境やよい刺激に囲まれると、ご自分の持ち味をうまく発揮なさいます。

 

けれど、ストレスフルな環境下・対人関係がある時には、つらさも強く感じるし、傷つきも深くなりがちです。

 

HSP自体は性質であり、ニュートラルですが、この傷つきやすさが生きづらさになることがあります。

 

この傷つきをトラウマと理解してケアすることで、生きづらさが解消されるのではないかと思います。

 

ぜひ、やってみて欲しいなと思います。

 

カウンセリングがご希望の方は、カレンダーからお申し込みくださいね。

お電話やオンラインでのカウンセリングも行っています。

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MichikoYoshida
外資企業勤務後、心理臨床を志す。臨床心理士の資格取得後は東京・神奈川・埼玉県スクールカウンセラー、教育センター相談員などを経て、2016年、東京都港区・青山一丁目に「はこにわサロン東京」を開室。ユング心理学に基づいたカウンセリング、箱庭療法、絵画療法、夢分析を行っている。日本臨床心理士会、箱庭療法学会所属。
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