カウンセリングでセラピストがアドバイスをしない【3つの理由】

 

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MichikoYoshida
ビジネスウーマンから、自分自身の内的必然性に導かれて、心理臨床の道へ。臨床心理士として学校や教育機関での相談活動を経て、2016年、東京・青山にはこにわサロン東京をオープン。 箱庭療法を通じて「あなただけの生き方」を応援している。
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あなた
カウンセリングに行ったけど、アドバイスしてもらえなくて、すごくがっかりしました。

こんな声を聞くことがあります。

セラピストよしだ
せっかく、心を決めてカウンセリングに行ってみたのに、肩すかしに合ったようで、がっかりしてしまったのではないかと思います。

でも、カウンセリングでセラピストがアドバイスをしないのには、とっても重要な理由があるのです。

今日は、その理由を3つのエッセンスにまとめてお話してみたいと思います。

 

【理由1】セラピストには答えがわからないから

東京・青山のカウンセリングルーム、はこにわサロン東京の吉田です。

「カウンセリングに行ったのに、セラピストはウンウンうなづくだけで、何もアドバイスしてくれなかった。がっかりした。」というつぶやきを耳にすることがあります。

 

あなた
答えがわからないからなんじゃないですか!?
セラピストよしだ
わっ!するどいですね!!

 

確かにセラピストは心理の勉強をしているし、カウンセリングで相談にのってきた経験もあります。

ですから、相談を受けた時に、それがどのようなお悩みなのか、とか、一般的にはどのような解決・改善があるのか、ということは、わかっていることもよくあります。

 

でもね

😭

😭

😭

それが、あなたにとってのベストアンサーとは限らない。

 

セラピストよしだ
カウンセリングというオーダーメイドの対話体験をしていただくことの一番の目的は、あなただけの答えを見つけ出していただくことだと思っています。

 

【理由2】正しい答えが助けになるとは限らないから

 

「職場の先輩が何かとからんできて仕事がやりにくくて困っている」とか

「子どもがスマホを手放さず昼夜逆転している」とか

こんなご相談があったとします。

 

そんな時に

セラピストよしだ
それは先輩の嫉妬ですね。相手にしても仕方がないから、スルーしましょう。

とか

セラピストよしだ
それ、絶対まずいですよね!ルール作りましょう。

とか

 

正論なんだけど

 

その通りなんだけど

 

あなた
そうできないから困っているのに・・・

ということはありませんか?

 

セラピストよしだ
どうすれば良いかわかっていてもできない事情があるから、ますます悩んでしまうのですよね。

 

正しい答えとかアドバイスって、お伝えするのは割と簡単で、アドバイスする方は楽だったりするのですが、あなたにとって力になるかというと、それはまた別なことが多いのです。

 

せっかく、相談したのに、「言われてもできない」と思って落ち込んだり、傷ついたりしてしまうことも少なくありません。

 

それよりは

あなた
どうしたら良いかわからない、助けて!
セラピストよしだ
あなたの無力感やイラだち、怒りを、わたしも腹の底から共感する!

 

という時間を過ごすうちに、あなたが答えを見つけたり、思い切って行動する勇気がわいてきたりすることが大切じゃないか、と思っているのです。

 

あなたがたどり着いた答え・行動は、確かに「正論(最初からわかっていた答え)」であることも多いです。

でも、それは、アドバイスされるだけでは到達できなかった答え・行動だったりするのです。

 

 

【理由3】セラピストのアドバイスよりずっと大切なことがあるから

カウンセリングで大切なのは、セラピストのアドバイスより、あなた自身の納得と選択

 

当たり前のことではありますが、カウンセリングというのは、あなただけの答えを探す、いわば”オーダーメイド”の方法です。

 

例えば、あなたが、今の仕事を続けるか、辞めるかで悩んでいるとしましょう。

もし、わたしが転職アドバイザーだったら、仕事内容とか収入とかを考えて、「転職するなら今!」とかアドバイスできるかもしれません。

 

でも、あなたが悩んでいたのは「❶転職する、❷転職しない」どちらを選ぶかだけではないですよね。

 

どちらにもメリット(願い)やデメリット(制約)があって、自分の気持ちだけでなく、家族の思いもあって、そもそも「転職しようか」と思うにいたった経緯もあって。

 

そうして「❶転職してみよう!」だったり

 

今は「❷今の職場でもう少しがんばってみよう!」だったり

 

その結果、起きてくること、わき起こってくる自分の感情、今後の見通しを立てる(立て直す)

 

そんなことまで全て含めての「❶か❷か」なのですよね。

 

ベストな選択ができないこともあると思います。

そんな時に、悔しい気持ちを自分の中に収めていく。

 

辛い時期を我慢して、待って、待って、やっと手にした願いの実現!

嬉しさの中にある、ちょっと寂しい・悲しい気持ちを、きちんと味わって胸の中にしまうこと。

 

こんなこと全てをひっくるめての「❶か❷か」だから、セラピストが「❶がオススメ!」なんて軽々しくは決して言うことができないことがお分かりいただけるのではないでしょうか。

 

人生の多くの決断は、ベストを選ぶかどうかより、納得できるかどうかにかかっているような気がします。

 

セラピストよしだ
ですから、大切なのは、セラピストのアドバイスより、あなた自身の納得と選択だと思うのです。

 

 

とはいえ全くアドバイスしないわけでは、実はありません

 

アドバイスが必要な時もあります。

例えば・・・

 

他の相談機関をご紹介するほうが良い場合

● カウンセリングより、医療機関とか、弁護士さんとか、より専門的なところが望ましい

● 子どものことなら、学校での様子を把握できるスクールカウンセラーがいいかも

 

こんな時は、より望ましい相談先や、どのように相談したら良いかをアドバイスすることもあります。

 

もちろん、「病院でお薬をもらいながらカウンセリング」とか「離婚の相談は弁護士さんだけど、気持ちのことをカウンセリング」とか、「学校での過ごし方はスクールカウンセラーだけど、親の気持ちについてカウンセリングしていく」ということもできます。

 

セラピストよしだ
相談内容によって、専門機関を加えることで、相談の効果が高まります。

 

 

子育て相談、不登校相談など

子育て相談、不登校相談のカウンセリングではセラピストが積極的にアドバイスする場面もあります

セラピストの知識をお伝えして、理解を広げていただくことが、即効果をもたらすことができると感じられた時は、積極的にアドバイスすることもあります。

例えば、子育てや不登校については、さまざまなメディアで改善方法や解決手法を知ることができます。

ただ、「あなたの子どもの状態を把握した時に、今してあげたいこと、今しない方がよいこと」を判断するのは、案外と難しいことなのです。

 

セラピストよしだ
お母さん、よく勉強されているー!でも、逆効果だー!っていうことも。。。

↑↑↑

よくあります(涙)

 

カウンセリングの進捗状況にもよります

 

これまでお話ししてきたように、あなたがご自分で納得できる答えを見つけていただくために、セラピストは「答え」をアドバイスすることはしませんが、「それはハードルが高そうですね(目標を修正してみましょうか)」とか「こんな方向性もありますよ(可能性の提示)」というようなアドバイスはいたします。

 

セラピストよしだ
このように、カウンセリングの中でセラピストがアドバイスをするか、しないかというのは、あなたにとってよいと思えばするし、しても意味がない(むしろ悪い)時にはしない、ということになるのかなと思います。

 

はこにわサロン東京のカウンセリングとは?

 

はこにわサロン東京では、ユング心理学に基づき、イメージを活用してあなたの心の深いところに働きかけるカウンセリングをしています。

はこにわサロンのカウンセリングはユング心理学に基づいてあなたの心の深いところに働きかけます

 

具体的には、あなたのお話を大切に聴かせていただくカウンセリングの他に、箱庭療法、絵画療法、夢分析などを通じて、あなただけの答えを見つけるお手伝いをしています。

 

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