2017/05/20

自分の子どもがかわいくないと思ったときの救急箱

 

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MichikoYoshida
ビジネスウーマンから、自分自身の内的必然性に導かれて、心理臨床の道へ。臨床心理士として学校や教育機関での相談活動を経て、2016年、東京・青山にはこにわサロン東京をオープン。 箱庭療法を通じて「あなただけの生き方」を応援している。
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だれにでも自分の子どもがかわいく思えないときはあります。

日中イライラしても、寝顔を見て「明日は気持ちを切りかえよう」と思えれば、それでいいのです。

でも、気持ちをリセットするチャンスがなかったり、自分を責めてしまうと子育てが苦しくなってしまいますよね。

子どものことを愛せないと感じる理由がわかると、気持ちが楽になるかもしれません。

 

お母さんにお休み時間がないとき

子育てのたいへんなところは、とにかくお休み時間がなかなか持てないこと。

乳児のときは24時間 x 365日勤務ですし、年齢があがっていっても、母親の一日は子どもに合わせて動くことが求められます。

「ちょっとまっててね」が効かないときや、子どもの機嫌に左右されることが続くと、お母さんの我慢も限界に。

ひとりだって大変だけど、2人、3人・・・なんてときには、もう・・・・!!

こんなときに「子どもがかわいくない!」と感じることは、むしろ当たり前。

子どもに対して感情的になってしまって、親子で泣いてしまったとしても、子どものこころにキズが残ることはありませんよ、大丈夫。

でも、子どもが寝たあとに、ちょっとふりかえりの時間が持てるといいですね!

そして、自分に「よくやった!おつかれさん!」をしてあげましょう。

 

自分の欠点を拡大されるとき

そこまで親子関係がにつまっているわけではないけれども、なにか子どもにイラっとしてしまうとき、ありませんか?

それは、子どもが、お母さん自身の欠点を拡大して見せているときかもしれません。

また、それが自分自身ではなくて、夫の、あるいは自分(夫の)両親の欠点を拡大して見せるときも。

「あぁ、こういうところが○○にそっくり・・・」と感じるときのなんだかもやもやっとした気持ち。

こんなときは、自分や、夫・両親へのネガティヴな感情を子どもに転嫁しているだけですよ!

子どものせいでも、自分が悪い母親だからでも、ありません。

しばし冷静になって、そのネガティヴ感情は、ほんとうは誰にむけられたものか考えてみましょう。

そして、そのイライラが子どものせいではないことを、確認しましょう。

それだけで、だいぶ気持ちが楽になるはず。

 

自分(や誰か)の欠点を思い起こさせるからこそ、しつけなきゃ!

この気持ちもとてもよくわかります。

自分はとても困った・悩んだから、小さいうちに直してしまおう。きっと、大人になったら感謝してくれるはず。親心。

でも、自分や周りの大人が、大人になっても持ち続けた欠点だとしたら、それは存在感の大きな欠点なのです。子どものときにアプローチしたからといって、簡単に改善しないかもしれません。

自分ひとりで「直そう!」と抱えすぎないでくださいネ。

もしかしたら心配する気持ちだけで充分かもしれません。

 

子どもを好きになれないのは、子どものせいだという気持ちになるとき

子どもを生むことに迷いがあった。

出産してみて、「こんなはずじゃなかった」と感じた。

思ったよりずっとたいへんで、「もう無理!」と思う。

働きたいのに(働かなければいけないのに)働けないのは子どものせいだと思う。

育てにくい子どもだと思う。

男の子(または女の子)は苦手だと感じる。etc.etc.etc….

これも、「親のあるある」ではないでしょうか。だから思いつめないでほしいのです。

でも、もしこの気持ちから24時間、1週間、1ヶ月・・・のがれられない、と感じたら、ただちに誰かに相談しましょう!!相談先がわからなかったら、市区町村役所の窓口に聞いてみてもいいのですよ。相談先を教えてくれます。

東京都だったら、こちら(相談内容ごとに連絡先がまとめられています)

(東京都以外の方、同じような機関があるはず。上記を参考にリサーチしてみてください。)

 

兄弟と比べてしまうとき

ダメだと頭ではよくわかっているのだけど、どうしても比べてしまう。

上はお利口さんなのに、下は問題ばっかり(あるいはその逆)。

下の子が生まれると、上の子に兄姉の役割を期待してしまったり。逆に下の子が邪魔者に感じられたり。

家族の中で、「○○っ子」(○○はお父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、など)がいると、それで家族内距離感に不穏な空気がただようときも。

でもね、そもそも、人間誰しも平等って無理があると思いませんか?

同じに愛さなくても、違って愛していたらそれでいいのかなーと思います。

違っていても、ちゃんと愛されていたら、子どもにちゃんと伝わると思います。

ただ、中には親からもらう愛情の胃袋がとっても大きくて、たくさん必要な子がいます。こんな子は、自分のお腹がいつもすいているから、兄弟間で分け合えないこともある。

いつも多めに愛情をかけてもらっているのに「もらってない!」「(兄弟のほうが)たくさんもらっていてずるい!」とアピールしてくる。それで生じる兄弟格差に、親の方がもやもやして悩んでしまうことも。

「しょうがないな」と割り切れたらそれでOK。でも、もやもやが増えて気持ちがいっぱいになったら、やはり専門の人にお話して、気持ちの整理と、対応方法を検討したほうがいいかもしれません。

 

100% 愛せなくてもだいじょうぶ

子どもを愛せないときもある。

それは、子どものせいでも、自分のせいでもない。

お互い不完全だけど、ともに生活して成長していけたら、それでいい。

だから、子どもを愛せない自分を憎まないでください。

100%じゃなくても、子どもを愛している自分に気づいてください。

以前、ebookでも書きましたが、母親業は51点で花まる合格です。

理想の親子の呪縛から解放されたら、きっと、自分ペースの子育てをとりもどせるはず。

 

子育てについてまとめたこちらの記事もどうぞ

子どもが成長すると親がさぼってしまいがちなこと

【学校で元気に過ごすために】シンプルだけど大切なこと3つ

こころの反応にはタイムラグがある

『今しかできない子育てを親子で楽しむ秘密の方法』e-book無料ダウンロードページ

自分と母親との関係をみつめてみる

 

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