東京・青山の心理カウンセリングルーム 月金土開室 女性の臨床心理士在中

HSPや発達障害は脳の多様性

ほんとうは辛いのに、平気なフリをしてしまうあなたへ。カウンセリングにできること。

 
この記事を書いている人 - WRITER -
MichikoYoshida
外資企業勤務後、心理臨床を志す。臨床心理士の資格取得後は東京・神奈川・埼玉県スクールカウンセラー、教育センター相談員などを経て、2016年、東京都港区・青山一丁目に「はこにわサロン東京」を開室。ユング心理学に基づいたカウンセリング、箱庭療法、絵画療法、夢分析を行っている。日本臨床心理士会、箱庭療法学会所属。
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辛いことがあっても、いつも我慢してしまう。
苦しくても、平気なフリをする。
こんな自分を変えたいと思っているけど、変えられない。

東京・青山の心理カウンセリングルーム「はこにわサロン東京」の吉田です。
今日は、こんな気持ちで苦しんでいる方に、なぜこのような思いをしてしまうのか、どう対応すればよいのかについて深層心理学の視点から書いてみようと思います。

「平気なフリ」とは?

それは、つまり「心では泣いているのに、顔で笑っていること」です。
もちろん、感情をストレートに表現することは社会生活に差し支えが生じることが多く、ある程度このような態度が取れることは必要です。また、自分でも「いつまで頑張ればよい(例えばこの行事が終わるまで、とか)」のように見通しが持てていたり、「オン(平気なフリをする)」と「オフ(平気なフリをしなくてもよい)」が出来ていて、自分の中で折り合いがついていればよいのです。

でも、「平気なフリ」が辛いのにやめられないときは、心配です。

なぜ「平気なフリ」をしてしまうのか?

3つの理由が考えられます。

●「平気なフリ」が要求される役割をしているから
●安心できない環境下にいるから
●「平気なフリ」がクセになってしまっているから

順に解説していきますね。

「平気なフリ」が要求される役割をしているから

あなたは今、こんな役割を果たしていますか?

▷リーダー
▷先輩
▷保護者

これらの役割には、場面によって「平気なフリ」をすることが求められます。(もちろん「平気なフリ」をしないリーダー役もいますけど。)

が、「リーダー」が「平気なフリ」をすることで、他のみんなが安心感が上がり、物事がうまくいくというような場合は、ある程度仕方がないといえるかもしれません。

役割を離れた時に、本音を吐露することができたり、同じような役割を果たしている人と意見交換ができると、もう少し楽にこの役目を果たすことができるようになるのではないでしょうか。

安心できない環境下にいるから

▷高いパフォーマンスを求められる職場
▷表裏のある人間関係
▷ハラスメントがある環境

このような緊張感の高い環境にあるのに、みんな「平気そうな顔をしている」。自分も「平気なフリ」をしているけど、もうこれ以上は頑張れない。

でも、このような環境下で我慢し続けることはお勧めできません。

上司や管理部門と相談することはできますか?
どうぞ早めに環境調整を行ってくださいね。

「平気なフリ」がクセになってしまっているから

あなたは子どもの頃から成長してくる過程の中で「平気なフリ」をすることを求められてきましたか?

例えば、悲しい時に泣いてはいけないと言われたり、
良い子でないと受け入れてもらえなかったり、
あるいは大変な家庭環境だったので自ら「平気なフリ」をしてきたのかもしれません。

このような場合は大人になって、もう「平気なフリ」をしなくても良くても、「平気なフリ」をするクセがついてしまっていて、なかなか変えられないことがあります。

「平気なフリ」からの卒業

でも、まずは、自分にそのクセがあると気づくことが解決への第一歩です。

自分は、なぜこんなクセがついたのか、振り返って考えて見てください。

自分が育ってくる中で「平気なフリ」をすることで果たしてきた役割は何だったか?

その結果、誰にどのようなメリットがあったか?

その役割は、今なお、果たさなければならないですか?

それとも、今は(冷静に考えると)果たさなくても良いですか?

そして、ぜひ整理してみましょう。

自分には「平気なフリ」をするクセがあるけれど、今はもう、その役割を担わなくてもいいようだとわかったら、その気づきを信頼できる友達や家族に話してみましょう。

「大変だったね!」

「よく話してくれたね!」

「これからは変えていこうね!」

そんな風に言ってもらえるのではないかと思います。

 

もし、今なお「平気なフリ」を要請される環境であったら、よく考えてみてください。

かつてはあなたが引き受けるしかなかったこの役。今はもう、自分が引き受けなくてもよいかもしれません。

もちろん、あなたがその役目から降りることで不都合を感じる人はいるでしょう。

でも、あなたは、その人のために自分を犠牲にし続ける必要はないのではないでしょうか。

カウンセリングにできることとは

ここまでお話ししてきたことは、ご自分を振り返ることや、信頼できる人との対話の中で変えていけることです。でも、中には、担ってきた役割が重すぎて、あるいは今なお置かれている環境が過酷すぎて、「身動きが取れない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな場合は、ぜひカウンセリングを受けてみることをおすすめいたします。
カウンセラーとの対話の中で、無理をしない、あなたらしい生き方を再発見することができるはずです。

カウンセリングとは?

はこにわサロンでも、お力添えいたします。

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MichikoYoshida
外資企業勤務後、心理臨床を志す。臨床心理士の資格取得後は東京・神奈川・埼玉県スクールカウンセラー、教育センター相談員などを経て、2016年、東京都港区・青山一丁目に「はこにわサロン東京」を開室。ユング心理学に基づいたカウンセリング、箱庭療法、絵画療法、夢分析を行っている。日本臨床心理士会、箱庭療法学会所属。
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