2018/05/11

夢は大切な自分からのメッセージだから大切に受けとめたい【エールをくれる夢】

 

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MichikoYoshida
ビジネスウーマンから、自分自身の内的必然性に導かれて、心理臨床の道へ。臨床心理士として学校や教育機関での相談活動を経て、2016年、東京・青山にはこにわサロン東京をオープン。 箱庭療法を通じて「あなただけの生き方」を応援している。
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ここ数日、同じ夢を見ています。

それは、小学校低学年くらいの男の子が、鉄棒で逆上がりを練習している夢。

はこにわサロンでは、夢の分析を通じたカウンセリングを行っているのですが、夢分析の素材になるのは、こんな小さな夢であることも多いのです。

セラピストよしだ
夢分析ってどんな風にするんですか?というご質問を受けることがあるので、この逆上がりの夢を例にお話してみたいと思います。

 

まずは、夢から連想することを考えてみること

夢の分析では、まず、その夢から、夢を見た人自身が何を思い浮かべるか?がスタートです。

今回は「逆上がり」から連想を始めます。

 

「逆上がり」の連想

わたしは、運動全般、苦手なのですが、中でも鉄棒は、大っ嫌いでした。小学校4年生では、まだ逆上がりができなかったと思います。5年生くらいでできるようにはなったけれども、鉄棒大っ嫌い!な気持ちのまま。

 

ところが、わたしは高校に入って、器械体操部に入部したのです。ダンスが好きだったのと、宙返りをしてみたかったという理由です。

 

ご存知でしょうか。女子の器械体操は4種目。①床運動、②平均台、③段違い平行棒に④跳馬です。

そもそも、これら4種目は、脚力以上に腕力がものをいう運動です。

脚力もないけれど、腕力・握力においては、逆上がりが精一杯なわたしには到底無理。と、分かりそうなものですが、とにかくやってみたい一心で入部してしまいました。

 

段違い平行棒の棒は、木製ですが、鉄棒よりずっと太いんです。だから、鉄棒以上に握力がないとできない。わたしはどは、もう、豚の丸焼き(*注)という感じでした。(*ぶら下がっているだけの鉄棒の技=幼稚園で人気。)

 

わたしは、平均台は熱心に練習するけど、段違い平行棒は、いつもただ時間を消化するのみでした。だから、いつまでたっても豚の丸焼き。でも「苦手だから仕方がない。得意なものを練習しよう」と開き直っていました。そして、それは、割と最近まで続いてきたのです。

 

でも、この夢。この男の子は、わたしの大嫌いな逆上がりを練習しているのです。

 

「大嫌いな逆上がりを練習している」ことの連想

はこにわサロンを開室して1年。独立したからこその悩みがありました。

今までは、会社員だったりスクールカウンセラーだったり、組織の中で役割を分担して仕事をしてきました。「思う存分仕事ができない」と窮屈に感じることもありましたが、それでも自分の得意分野に特化して仕事をしてこられたのです。

でも、独立すると、なんでも自分でやらなければならないのです。「苦手」でも「やりたくなくても」、やらなければ何も前へ進まない。

例えば、このブログはわたしにとっての「逆上がり」でした。

● パソコン苦手(昔なら、「不具合があります〜、助けて〜!」と言えたなぁ。)

● 人前で自分の考えを話すのが苦手。(「カウンセラーは聴く商売なんですよ〜」と講演の仕事を断ってきた。)

● デザインやビジュアルに関連することも苦手。(デザイナーさんや、美術の素養のある人に頼ってきたなぁ。)

うまくやれている自信はないけど、無我夢中でやっている時にみたこの「逆上がりの夢」は、自分のこころからの「エール」であるように感じました。

セラピストよしだ
ですからこの夢にわたしはとても勇気づけられたのです。

苦手でも自分でやることは、わたしの人生課題なのだと思うからです。

 

夢が伝えるメッセージ

わたしは、ユング派の心理学を拠り所にしています。ですので、箱庭療法だけでなく、夢分析もとても大切にしています。自分の夢は貴重なナビゲーターであることが多いです。

はこにわサロンを開室するきっかけをくれたのも夢でした(こちらに書きました。)

セラピストよしだ
夢は嘘をつかない(サボるとすぐにバレる)ところがちょっと怖いのですが・・・。

 

【夢分析のコツ①】夢の意味はひとつではない

夢に込められたメッセージはひとつとは限りません。

相反するメッセージが含まれていることも。

あなた
「逆上がりの夢は、運動不足の証拠では?」
セラピストよしだ
はっ!!

 

【夢分析のコツ②】発見は続く・・・

この記事を書いてから9ヶ月がたった今、読み返していて気づいたことがあります。

そう。苦手な逆上がりを克服するチャンスは、高校時代にあったんだ!

苦手は苦手のまま、得意なことを伸ばす生き方をしてきました。それも、ひとつの生き方だけど、もし高校の時に逆上がりの練習に取り組んでいたら、もっと違う人生になっていたのかもしれない、というとても痛い気づき。

仕方がありません。こうして生きてきたのです。

セラピストよしだ
でも、いつだって変わりたいと思えば、変われるんだな。そう思おうっと。

このように、夢は、わたしの・あなたの時に一面的になりがちな生き方に、新しい生き方を提案するメッセージを送ってきてくれるのです。だから、夢を味方にしないともったいないなぁ〜と思います。

もし、何かとても印象的な夢を見たら、ぜひ一度お話しにきてください。

多分、その夢は、あなたのこころからの大切なメッセージを伝えようとしています。

 

はこにわサロン

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MichikoYoshida
ビジネスウーマンから、自分自身の内的必然性に導かれて、心理臨床の道へ。臨床心理士として学校や教育機関での相談活動を経て、2016年、東京・青山にはこにわサロン東京をオープン。 箱庭療法を通じて「あなただけの生き方」を応援している。
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